つらつらブログ

新卒4年目.エンジニアとしての生活が始まる。読書録備忘録など.思ったこと感じたことを記録しています.

『万引き家族』を見た

地上波で放送されていたので、是枝裕和監督の『万引き家族』を観ました。

最初に感想だけ述べておきます。 あくまで私が見終わって感じた感想です。 実際に映画を観て個々人の感想を持った方が良いと思います。 人の感想を先取りして固定化するのも嫌なので、まだ観られていない方はご覧にならないでください。

おばあちゃんの死を境に、後半の展開が一気に急展開していきました。 成立していた「家族」が変化していく中で、「今の社会では正式な制度」と「違法な形式」の対比が鋭かったです。 果たして本当のヒサwせとはなんだろうか、今の制度上では正当だけれども、本当の幸せとは? 制度に乗らなければ許されないのか? 現状のシステムは、制度からはみ出た人に目を向けられているか?

感じ入ることが多く忘れたくないので、将来の自分が思い出せる程度にメモしておきます。 心に残った言葉

「学校は一人で勉強ができない人が行くところだ」 「お釣りがくるぐらいだよ」 「捨てたんじゃない、拾ったんだ。むしろ捨てられたんじゃないの」

最近映画を見ていませんでしたが、久しぶりに「込められたメッセージを自分なりに解釈したい」と前のめりになった映画でした